仕事をする時はさまざまな制度があるが、最近ではメンターが導入されている会社が増えてきている。メンターとは間接的な支援をする役割で、海外ではよく行なわれている制度だ。この制度は上司が部下を指導するのではなく、同じような立場の社員が対応するのが特徴である。上司に話しづらいことでも、似たような立場ならば話しやすく高い効果を得られる。
メンターを行う時に気をつけたいのは、会話をするだけで問題が解決できると考えないことだ。できるだけ相手の行動を観察し、どのような問題があるのか調べる必要がある。
例えば何らかの問題があって、メンターとして相手に問題点を指摘したとしよう。その場ではやりますといっていても、実際には上手く対応できていないことも多い。メンターは相手の行動を調べて、問題を修正できているかチェックする。日頃から仕事ができているか確認し、仕事が上手くいくようにアドバイスをするのだ。
仕事の相談を行うメンターは、できるだけ相手に近い立場で行う。メンターは相手を指導する形になることや、会社のために人を育てる意味を持つと上手くいかない。あくまでもメンターは相手を後ろからサポートし、いい形で働けるようにするのものだ。何かのために人を育てると考えると、いい形でサポートができなくなる可能性があるだろう。
また、メンターは直接関係のない社員が任命されて対応することもある。利害関係の少ない方がいいこともあるため、人選選びを工夫すれば成功するだろう。
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